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杜の都 仙台へ

明日から始まる我が社が独占しているビックイベントのため仙台へ向かいます。朝は病院へ行き、そのまま東京駅です。大好きな杜の都仙台ですが久々です。前はちょいと理由があって結構頻繁に行ったものですが…電車の旅って事で必需品の本を駅ナカで探します。もともと本を読むのが好きですが、普段は時間があってもなかなか読まないくせに、なぜか旅時間では読むのです。特に電車の旅はね〜たいがいは本屋の書棚を見てインスピレーションでこれと思いついて買った文庫本の小説やムック本が多いのです。それが読み始めて面白く無かったとしても旅の途上では捨てるわけにもいかないから、仕方なく我慢して目を通し読破できるからです。今日は名前でチョイス「中野のお父さん」という小説です。で、もう観チャン(観光の方々)も少なくなったし、いつもは混雑している駅弁屋祭りを覗く。お!万葉軒の菜の花弁当を発見!ご飯少なめなんで国技館のやきとりも買う。で、新幹線の旅です。
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上野を過ぎてからお昼にします。菜の花弁当は現役の頃千葉の大会でよく出た弁当で懐かしいです。安いけど量は少ないけど素朴な美味しさ。今は病み上がりで胃が縮んでいるから丁度いいご飯の量。でも、国技館のやきとりが無いとさすがに足らなかったかな?食後は読書です。半分ほど読んだら杜の都が見えて来ました。(今日は珍しくAisleでなくWindowに席を取りました。観チャン少ないしこの時間なら乗車率的に2シートには隣は来ないだろうと思ってね。大正解。)

今日は定宿のグランテラスが取れずR&Bホテルです。あんまり好きなホテルじゃありませんが立地が定宿にも近いし、地下鉄の駅と明日のレセプション会場がすぐ傍なんでチョイスです。チェックインする。まあまあ狭いけど小綺麗な部屋でベッドはいい大きさ。ですが、部屋に一つある窓が小さい上に全開しないからスケッチブックは用なしですね。窓が開いたとしてもスケッチ描く景色はなさそうなんで…約束の時間まで読書の続きです。なんと「中野のお父さん」面白いし読み終わっちゃった!帰りはもう1冊だな!待ち合わせ時間より早めにホテルを出て一番街方面に向かう。国分町が近いのにこのあたりは人通りが少ない。お!綺麗な夕焼け。そしたら急に脳裏に松尾芭蕉の句が浮かぶ。「この道や 行く人無しに 秋の暮れ」旅人の孤独感を描いたとか、俳句の道の孤独厳しさを描いたのではという死ぬ少し前に詠んだ句です。あ!がーーーーーん!そういえばまさに今日は松尾芭蕉の命日だ!なんという偶然!しかも仙台!たしかこの句の句碑が青葉区あたりで近年発見されたと聞く。「この道や 行く人無しに 秋の暮れ」は芭蕉が亡くなる少し前に大阪で詠んだ句ですがなぜか句碑がここ仙台にあるのです。未だなんであるのかは謎なんだそうで…この句を詠んだすぐ後「秋深き 隣は何を する人ぞ」そして最終句「旅に病んで 夢は枯れ野を かけ廻る」と繋がっていきます。51歳の今日が命日です。そんなことを今日の夕景は思い起こさせてくれました。
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で、一番街にあるマルシェ酒場というお店。SAPPOROのポーラスターではじめて、赤ワインです。今日は野菜とチーズと生ハムと冷製系であっさり目で。なかなか安くて美味しい店でした。
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ホテルに帰る道は遠回りして国分町の茶寮へ寄り肉まんです。仙台に来たらしめはここの肉まんです。前回来たら店内改装中でやってなくて涙・涙でした。こことススキノの皆招楼とススキノ市場の肉まんは最高です。ホテルでいただきました。明日は早いのでシャワー浴びて早めに寝ます。

by dancyouteinitijyo | 2018-10-12 07:20 | | Comments(0)


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