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ローテンブルグ

今日は朝から快晴!でもドイツの天気予報じゃ雨です。僕は旅行というと結構な晴れ男です。妻も晴れ女。で、このT女子高の指導者のYさんも強烈な晴れ男らしく、さらに1号車の添乗員さんのMさんも自慢の晴れ男と言ってました。だから予報が雨でも大丈夫そう…でも、どんなに晴れていても僕は傘は手放しません。魔法の傘!というか、僕が傘を持っていないと雨が降るジンクスがあるので、かならずカメラバックに邪魔ですが大きめのこうもり傘を入れています。今朝は部屋の窓からいい景色が見えます。
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今日は早めに朝食会場へ。ドイツへ来てから朝飯のバイキングは、ゼンメルパン1ヶをバター、チーズ、ハムかパティでサンドにして食べるのが日課。さっさか喰って次の行動に移るのが帯同カメラマンの常です。すべてお客である子供たちより30分前行動し撮影です。部屋に戻り部屋の片付けをして、すでに昨晩荷造りを完了しているスーツケース2個を閉じてロビー階に運び込んでおきます。で、次次と出てくるみなさんを撮って、2日間お世話になったベルガールさんにお別れを言いまして…バスに乗り込みます。
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ドイツのバスは足下広くていいです。約2時間今日の観光古都ローテンブルクをアウトバーンで目指します。ドイツ、オーストリアのアウトバーンから見える景色はいつもあんまり変わりません。バスの中では寝ずにずっとこの変わらぬ景色を眺めながら、アルバム用に撮って過ごします。ちょうど北海道の風景に似てますね〜
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約2時間ちょいと走ってロマンチック街道と古城街道が交差する中世の商業都市に到着です。旧市街に入る直前のGasthof Rappenって店でまずはお昼ご飯です。またまた地ビールをお供に、エンドウのスープ・パン・ドイツソーセージとマッシュポテトの盛り合わせです。なかなか塩がきついのを除けば美味!食後はみんなで市街を歩きながら観光。市庁舎前で集合写真を撮って解散。しばし自由行動でお土産買いです。自由行動だとみんなちりぢりになるから、最初の内はついて回り撮り、そのうち姿が見れなくなると、多分土産の一番人気はシュタイフのテディベアなんでその店の近くで張ることにする。
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僕も土産を物色しながらスナップ撮って歩く。目的地へ行く途中で骨董市をやっているので覗く。フリーマーケットのようだ。なかなか古めかしくていいものが安い。物色して、売り手に質問して、ちょいと気に入った一輪挿しがあったので、ドイツの物か?いくらか?ほんとに古いのか?などなど聞いて、予算に合う物だったのが買う。その骨董市を出たところで出会ったOLYMPUS OM-D E-M1を持つおじさんと、しばしカメラ談義。帯同しているT女子高のみなさんが「あれ?カメラマンさんドイツ人となんか親しげに話している。」なんて見て通る。
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みんなが集まりそうなシュタイフのテディベアを扱っているテディベアの専門店に行ってみるとなんと「昼食休憩中」14時から営業とある。そこへみなさんやってきてドアを無理矢理開けようとしているから「今、昼休みで2時からだって!」と教えてあげる。次から次へと来るので「2時から営業なんで少しその辺ぶらついていたら?」やっぱりここはみなさん来るね!で、僕はすぐ隣の店がオープンカフェになっていてお綺麗な女性が笑顔で迎えてくれるので一枚撮らせてもらい2時までここでビアでタバコ休憩です。
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今日は肌寒いけど日差しは暖かなんで欧州流にオープンカフェです。僕はオープンカフェが大好きです。タバコ吸えるし、外は気持ちいい。今回旅のお供(仕事用で無く自分用カメラ)はLeicaQだけです。ドイツだけにきっと受けるだろうし去年みたいにLeica MPを持って来たかったのですが、重さがね〜しばし持って行くか悩んだ末置いてきました。ここは先ほどのテディベア専門店の手前だから、結構T女のみなさんが前を通る。T女「わあ〜カメラマンさんお洒落!」それを手抜きで座ったまま仕事用カメラで撮る。
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ビアが終わっちゃったので先ほどの美人さんを呼んで「ハーベン ジー オッフェンネ ヴァイネ?」グラス売りのワインはありますか?美人さん「ヤー!」とうので「アイン グラス ロートヴァイン,フランケン ビッテ!」とこの地フランケンの赤ワインを頼む。ワインはカラフェで出てきて1杯目を注いでくれたので「I can’t drink 3.25liter!」とジョークを言う。これはこの地の昔話を使ってね。昔この地は宗教戦争で陥落し、街を焼き払わないで欲しいならフランケンワインを3.25リットル一気飲み出来る者がいたら助けてもらえるって事で、市長が自ら3リットルのワインを飲んで街を救ったって話しなんです。明後日のイースターから50日目に行われる聖霊降臨祭では毎年この劇を市民によって行うそうです。「マイスター トゥルンク」市長の酒飲みという実際にあった逸話です。その模様が市庁舎前の仕掛け時計で毎時見れます。もっとも飲んだのは赤でなく白ワインだけど…それを彼女にジョークで言ったのです。彼女「I cannot too!」そんなしていたら、T女の保護者ツアーで来ているお母さんと娘が前を通る。「あら?写真屋さん、お洒落ね〜こっちの人かと思った。素敵な景色に溶け込んでますね?写真撮ってもいいですか?」僕「え!あ〜どうぞ!」お母さん「写真屋さんほんとお洒落!」とうとう2時が来たので僕も飲みを切り上げてテディベアの店に行きみなさんの写真を撮り、自分も土産に買います。さっき僕がドイツ人と会話していたの見ていたT女さんたちが「すみません!文房具屋さんがこの辺にあるか知ってます?誰か地元の人に聞いて貰えます?」どうも僕がドイツ語が達者だと思われたようで…店の店員さんは一人で大勢のT女対応で無理そうなので、先ほどの飲み屋へみんなを連れて行く。で、彼女に聞くと、詳しくは他の店員が地図でするという。男の店員さんとカウンターのお客が集まって説明して地図に書いてくれる。僕はみなさんに「解った?」T女「いいえ。」僕「結構遠いよ。さっきバスで来たときにローテンブルクの国鉄駅見たでしょう?そのそば。この道をまっすぐ歩いて、さっき昼を食べた店を通り越して行くと駅にぶつかるから、そこを渡って右へ少し行ったところ。」T女「遠いですかね?」僕はまた店の人々に「How far,to the store? What meter?」と 聞いて「だいたい片道1kmだって。」T女「じゃあ時間的に諦めます。」なんて今日はみなさんからいろいろ聞かれる日で…
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自由の観光を終えまたバスで今日からの宿泊地ニュルンベルクへ向かう。また、いつものワンパターンの景色が流れる。1時間半ほどでRAMADA Nuremberg PARK HOTELに着く。このホテルはやや市外にある。隣はなんと演奏を行うMeistersinger Halle(ホール)で繋がっています。雨が降っても通路で濡れずにホールに入れます。今日からは331号室に滞在です。昨日までのホテルより少し狭いけど、またスーツケースを2ヶ一度に広げられます。ラッキー!すぐに夕飯です。今日はトマトスープ、豚のロースト・パスタ添え、デザートはアイスにフルーツでした。今晩は夕食後この旅初の音だしが20時〜22時までなんでそれも撮って…今日も長い一日です。
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そんなわけで今日の仕事は遅くまで続き…街外れだし今日はホテルのBARで飲む事にしました。もちろんフランケンワインの赤です。一人カウンターでやや英語が訛って不明瞭なバーテンさんと語りながら、ニュルンベルク最初の夜は更けました。

by dancyouteinitijyo | 2018-03-28 20:19 | | Comments(2)
Commented by east at 2018-04-23 13:44 x
オープンカフェ塾長の背後の黒板に【日本語表記のメニュー黒板】が…
今、ドイツでは東洋人と云うと【中国人、韓国人】が多数派で、我々日本人は少数派に転落!
と云う記事を見たのですが…観光地は違うのか?それとも【T女専用】!?
Commented by dancyouteinitijyo at 2018-04-23 16:16
> eastさん
確かにどこも日本語表記がありましたが、まったく日本語は通じません。で、中国語表記している店はほとんどありません。代わりに見学するところは対外中国語でやってはいけない事が表記されています。


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