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ちょいと旅に。

せっかくの休みだから、ちょいと旅に。昨日、青山ブックセンターで沢木耕太郎さん買っちゃったので、感化されて、家族とたまにやる小さな旅。滅多に降りない駅で降りて散策です。今日は阿佐ヶ谷にしました。沢木耕太郎さんの「旅の窓」に「感じてごらん、心の窓で。」なんて言葉と、沢木さんが海外で撮った、そんなに上手くはないけど、とても感じる写真にかなり触発されて、あぁ〜海外の見知らぬ街へ行きたいと思ったのですが、そりゃあ〜無理なんで、なぜか阿佐ヶ谷です。見知らぬ街の風に吹かれてみたくてね!
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まずは、阿佐ヶ谷のパールセンターを歩く。列ぶ店を考えなければ沢木さんの「旅の窓」にも出てきたParisのパッサージュなんで、海外旅行気分だ。すべてアーケードを散策しつつスナップをしつつ歩き、所沢街道4号に出たら中杉通りに戻り、またパールセンターに入り昼ご飯は「浩太郎丸」です。このパサージュというかアーケードは青果店や衣料品店はいい味の店が多いのに、飲食店は残念ながら日本中どこにでもあるローカル色がまったく無いレンチン店やチェーン店だらけなんです。しかたなくこの店にする。僕はいろいろついた定食。家族は海鮮丼です。珍しく和なんで日本酒に、まずは磯自慢、次は獺祭です。なんか店員がいろいろ聞くから日本酒の蘊蓄を語り、勧められるままに甲州の赤ワインを飲んじゃいました。残ったワインは瓶ごとお土産です。
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そんな店員さん。
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家族と別れてから少しスナップ写真を撮って帰り、今日は読書の続きです。沢木耕太郎さんの「キャパの十字架」を熟読する。ロバートキャパの「崩れ落ちる兵士」はLeicaで撮ったのか?Rolleifrexで撮ったのか?ほんとうにキャパが撮ったのか?実はキャパの同行者で恋人だったゲルダ・タローが撮ったのか?ほんとうに撃たれて倒れる決定的瞬間なのか?やらせか?を現地に赴き検証したノンフィクションです。すごく興味深く面白く、写真に携わる一人として、撮る者とそれを掲載するメディアの大罪を考えさせられました。自殺した「ハゲワシと少女」のケビン・カーター、ドアノーの市庁舎前のキスに始まり、写真を撮る者にとっては禁断であり、常套手段であるやらせとは何か?決定的瞬間とは何か?それを創るのはメディアなのか?作家なのか?うーーん。。。おもひなやむ。。。

〜そんな僕の右脳が見た今日の景色〜
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阿佐ヶ谷PASSAGE
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マーメイドが見つめる先
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なんか寂しい。
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ビックベンが特価
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目に青葉。
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中杉通り。
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ピンボケな影。


by dancyouteinitijyo | 2016-05-05 09:41 | | Comments(0)


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