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ソウル(韓国)へ。

東京羽田国際空港から12:00のアシアナでソウルへ行きます。ちょいと天候は悪いのですが、各便オンタイムのようですね。よしよし!初めて羽田から国際便に乗るのですが、この空港!空いていて人が少なくて小さいけど綺麗で良いですね。ちょい早いのですがITINERARY(チケットに変えれる旅行日程表)を航空券に変えます。早いから前方窓側が取れました。行きだと窓側にすることがあります。帰りは通路側です。生憎の雨なんですがね〜たまには外の景色を見ながらってことで。
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まだ出国するには早いので、円をウォンに換金し、空港内のSoftbankへ。韓国でもパケ放題にしようということでやり方を聞きにいきました。これが簡単で、単に韓国の特定の通信事業者に接続するだけです。で、設定方法を覚えて出国です。中へ入るとなんと「Smoking Cafe Bar」なるものがある。さっそくタバコを吸いながら琥珀エビスです。

雨と風のせいでオンタイムとは行かず遅れてテイクオフです。機内でお昼を食べながら韓国のcassとhiteという2つのビールを試しましたがhiteはあまり美味しくないですね。食事しながらソウル市内までの移動と、韓国語の復習です。

2時間かからずに金浦空港へ到着です。僕は海外に行く時にはかならずその国の言葉を覚えていきます。挨拶と簡単な言葉を50程度に+使いそうな50の単語です。あとはなんとか英語で切り抜けるのですが、少しでもその国の言葉で話すと好意を持たれるのです。中国へ行った時もシンガポールでも、ドイツでも去年のフランスでもその恩恵に預かりました。行く3週間前くらいから少しづつ覚えます。飛行機の中ではこれからの移動の順に使いそうな会話の復習です。

入国審査を経てさっそくコンビニを探しT-money(テモニ)という電車やバス、タクシーで使えるカードを手に入れます。セブンイレブンがあったので「チョギ~ ティモニ マシゴシプタ?」すいません。T-moneyが欲しいのですが?ってことです。ところが無いようで…「ソウル…?」と聞き返されましたが…「Do you use T-money in Seoul? 」僕「Yes Seoul City Only」店員「cash bee!This is almost the same as T-money」とcash beeというロッテのカードを出してきました。聞けば空港鉄道も地下鉄もバスも一部タクシーでもOKというので買う。で~10000w(ウォン)を出して「チュンジョネジュセヨ~」チャージして下さいと10000wを入金しました。これで当分使えます。
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空港から地下鉄の駅までは結構歩きます。で~初めてタッチ!スイカを初めて使ったときと同じドキドキ感です。大丈夫かな?日本でいろいろとホテルまでの行き方を教わったのですが、それとは違う方法をチョイスしました。金浦からは地下鉄の急行でソウルまで行き、ソウル駅を見学して地下鉄2号線に乗り換えて市庁で降りて歩くことにする。おや~地下鉄なのに外を走るんですね。(漢江を越えるときは地上に出るようです。)

およそ20分ほどでソウル駅へ。なかなか立派な駅です。パリのサンラザール駅のようだなと思いましたが、停まっているKTXがフランスの車輛ってこともありますね。西洋の駅に似ています。外へ出ると隣に旧ソウル駅が残されています。こりゃあ~東京駅の小型版なので同じ設計者と間違われるようですが、日本人が設計に携わっていますが東京駅とは別の方です。旧ソウル駅を見学してから地下鉄へ。2号線で一駅「市庁」で降りて3番出口から出ると、あ!今日泊まるホテルです。

こっちで合流する先発したお客様に用意していただいたのはHOTEL PRESIDENTです。フロントへ行き「アンニョンハセヨ~チェイルムン ○○(名前)イムニダ イェヤッケ ナッスムニダ チェッキン ヘジュセヨ」=こんにちは、わたしは予約した○○です。チェックインをお願いします。ホテルマン「アンニョンハセヨ~○○さまですね。お待ちしてました。当ホテルのご利用は初めてですか?パスポートを…」と流暢な日本語です。僕「あ、はい初めてです。」ホテルマン「ではこちらにご記入下さい。」ちょっと日本語で会話できてしまって残念。。。

ホテルマン「でわ、28階に部屋をご用意しています。お連れ様はすでにご到着でお待ちです。隣のお部屋がお連れ様です。ごゆっくりおくつろぎ下さい。」なんと素晴らしい日本語だこと!!!!エレベーターで28階へ。とりあえずお客様に無事到着を伝え部屋で休憩です。ホテルの計らいで支払いよりグレードの高い部屋になっているそうで、なかなか綺麗で広い。しかも窓から眼下はソウル市庁です。いいホテルですね~ネットでの調べでは部屋にはひげ剃りと歯ブラシは無いとありましたが、見てみると真新しいのが置いてありました。サービスかな?水のペットボトルも2本サービスでとどうぞと日本語で書かれておいてありました。ナイスだね!
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少し休んでお客様とロビーで合流。「飛行機遅れたようだね。今日はその辺を見ながら夕飯にしよう。」このお客様はもう30年間年5~6回は韓国に来ているので言葉は完璧ですが、ちゃんとした観光をしたことがないので地理には不案内とのこと。まずは地下鉄で南大門へ。南大門市場を歩く。すごいパワーですね。秋葉とアメ横って感じで、なんせ広い。何も買いませんでしたが、いずれゆっくり買い物したい場所ですね。なんだか「社長!うちは偽物専門!いい時計あるよ!本物より本物だよ!」という日本語が…結構しつこく来るので「サジャンニム テッソヨ~」=社長!いらないよ。すると売り子は参ったなあ〜ってジェスチャーをして離れる。中国じゃ〜こういう場合「プョ!(不要)」で撃退してました。
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南大門を見てから大通りに出てタクシーに乗る。通りはアメリカや中国と同じで広い上に片側は4車線もあるし、ワンウェイのところが多い。昔僕が来た時は車優先国家でしたが今は人が優先になったようです。結構車輛が待ってくれたりします。お客様「地下鉄で行けるのだけど、良く行き方が解らないからタクシーで!そこの店が非常に美味しいのだよ!店の名前も解らないけど大体の場所で…」とタクシーの運転手に「(なんとか)ホテル」と指示する。で~韓国語でそのそばの店を知ってるか聞いていて「大丈夫解った。」で〜またタクシーの運転手となにやら話している。解る単語から判断して食べ物の話をしているようだ。お客様「今から行く店有名で彼も知っているって。タクシーに乗った時などは、グルメな話、女性の話をするのがいいんだよ。日本と同じで受けるしたわいない会話が出来て楽しめる。」車は山というか丘のようなものを登ったり降りたりして進む。で、食べ物屋らしきものが無いところで停まる。目立たないけどそれが店前です。お客様は韓国語はペラペラなんですが、ハングルは読めないようで…「なんて店か解らないけどここだよ!」僕「先生!ピョンヤン ネンミョン OKって店ですよ。」お客様「君すごいね~ハングル読めるの?そりゃあ~平壌冷麺って意味だよ。」僕「いやいや。下にローマ字で書いてあります。」お客様「僕はね~韓国語はいいのだけど、英語はまったく駄目でね。ハングルも読みはイマイチでね。ここのスユが美味しいのだよ。最高だよ!混んで無いかな?ここいつも満杯でね。今日は時間が早いから座れると思うけど…」
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「ピョンヤンミョノッ」が正しい名称のようですね。ここは日本からの観光客からも良く来る店で地元でも人気店です。やや高めの値段なので若い人は来ないということです。お客様「良かったね。空いているし、テーブル席になったね。前来た時は座敷しか無かったからね。ここのスユは美味しいんだよ。」僕「まずはメッチュ(ビール)で!」で〜スユとは牛肉の肉や内臓を蒸して細く切った物であると説明を受ける。ほんとはスユクなんですが、どうも韓国では発音しない語句があるから聞くとスユ(ク)になるみたいだ。大韓民国はテハンミング(ク)だけど、どう聞いてもテーハミングだ。来るときに降りる予定していた地下鉄の駅名も「乙支路入口」はローマ字だとEulijiro ilgaなんだけど発音はウルチロイックとなる。EとLが発音されていないようだ。だから駅名を英字で見てもピント来ないのです。

そんなことを思いながらスユ(ク)を食べる。美味しい!でも、どう見ても豚なんでスユ(ク)で無くポッサムという料理だと思う。(日本に帰りネットで見つけたら…ピョニュッかチェユッだね。多分豚の方だからチェユッ!)まあ〜なにしろ美味い。豚のバラの煮豚だ。これを酢醤油に薬味が入ったタレに付けて食べる。美味!お客様「これが美味いんだよ。これもどうマンドゥというのだけど餃子のこと。蒸し餃子だね。」マンドゥは完璧な餃子ですが、中国でもシンガポールでももちろん日本でもよく食べる餃子ですが…人生55年、今まで食べた餃子の中で一番美味しかったです。これが北朝鮮の料理とは!肉とニンニク、豆などの野菜が練り込まれているのですが、すごくたっぷり入っていて餃子というより肉まんです。でも〜蒸し豚同様のタレ付けて食べると完璧な餃子です。いやあ〜こりゃあ〜驚いた。ぜひ!日本でやったら受ける事間違いなしです。韓国って美味いなあ〜〜今までNO1と思っていたフランスも中国も消えたな〜〜と、ビールと焼酎=チャミスルを飲んでいい気分。

平壌冷麺ってうたっている店なんで、もちろんシメはネンミョン(冷麺)です。僕はピビムネンミョン=辛子ベースの油そばですね。スープがありません。お客様はいわゆる冷麺なムルレンミョンです。ムルは水のことでこちらが平壌式で、僕が食べたのは或興式と同じ北朝鮮でも2つの冷麺が在るようです。冷麺は北朝鮮の料理と言う事で!韓国料理ではないのですね。まあ〜美味しかったです。「マシッソヨ〜(美味しい。)」お店の人にも褒めて「カムサヘヨ!」と言って店を出る。(韓国では日本の関西と同じでお客の方がありがとうとお礼を言うのです。美味しい料理を食べさせてくれてありがとう。で〜お店の人はアンニョンハセヨと挨拶しか返しません。例えばタクシーに乗った時も運転手さんにはただどこへ行ってと頼むのではなく、キサニム ヨギ ジョム カジュセヨとキサニムという運転手さんをヨイショする言葉を添えて頼んだ方が扱いが良くなります。運転手さん、ここに行ってくださいって感じです。正しい運転手さんはウンジョンキサニムですがキサニムでOKです。食堂とか店では男性にはサジャンニム(社長さん)女性ならオンニ〜(おねえさんですが、ほんとうは女性が女性を呼ぶとき使いますが、僕は使っちゃいました。多分OK。)とヨイショして「ハリンヘ ジュセヨ〜(まけてよ!)」という具合で…)
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店を出たところで「あれ見える?丘の上にある建物。新羅ホテルって言ってソウル1のホテルなんだよ。僕はね〜〜夕飯は今の店みたいに汚いけど美味しい店で食べて、その後は高級感のあるホテルのラウンジでお茶するが好きなんだよ。あのホテルはいい!ちょいと歩くけど行って見る?」僕「もちろんです!2ブロックはありますね〜」と歩き出す。約1.5kmほど歩くとトンデイック(東大入口)駅で交差点を渡って丘を登る。あれ?なんか囲いが…なんと全面改装中だそうで…「何?改装中?」しかたなくタクシーで仁寺洞=インサドンへ行く。観光ってわけではありませんが、地理を覚えるために有名な場所なので行って少し歩きました。で、またタクシーでホテルに近い明洞=ミョンドンへ。ユニクロがあったりでまあ〜あまり日本の繁華街と変わりはないですね。(タクシーに3回乗りましたが、韓国ではモポムテクシ=模範タクシーとイルバンテクシ=一般タクシー=模範じゃないタクシーですが種別があって基本旅金が大分違います。今日は1回目が模範タクシーで初乗り4800wで2度目が一般で2800wでした。最後は個人タクシーでしたが値段は覚えてません。まあ〜日本より全然安いですね。)

明洞からホテルを戻る途中ロッテホテルへ入りラウンジでコーヒーを飲む。しばし明日の打ち合わせをしてホテルへ戻る。今日は結構歩き回ったので疲れました。こりゃあ〜いつもどおりマッサージだな!とホテルへ帰るとホテルマンに「マッサジ チョム プタッカムニダ」とマッサージを頼みたいというと「NO!ホテル内のマッサージは20時までしか営業していません。マッサージはホテルには呼べません。」と言われる。「マッサージ無いの?何で?」ホテルマン「危ないから呼べません。」僕「危ない?危ないサービスなんだ?じゃあ〜近い所で紹介してくれる?」ホテルマン「明洞にいっぱいありますよ。でも私は何も保証できないから紹介は出来ません。自分で探して下さい。」しかたなく今日は静かにホテルで静かにしていることにして風呂へ入り一服吸って寝る。マッサージは明日、挑戦してみよ!
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by dancyouteinitijyo | 2013-04-03 18:00 | | Comments(0)


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