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ひなまつりにRay-Ban WAYFARERをして風の中。

ひなまつりにはなんら関係ないね〜


相変わらず風が強く吹いています。おかげで花粉も凄く外へは出かけたくないですね。午前中はお仕事でしかたないですが…でも、午後から写真でも撮りに行くかと覚悟を決めまして、仕事にはしていけないお気に入りのRay-BanのWATFARERで目を守りつつ出かける決心をする。WAYFARERは旅人。The willful Wayfarer goes in wind.「気ままな旅人は風の中を行く。」って感じかな?1人だし写真撮りながら気ままに街を歩いて見ようと思う。
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(僕がずっと憧れていたRay-BanのWAYFARER)


家で着替えて…ひとまず千駄ヶ谷駅を目指す。駅でどこへ行こうか考える事に。何もあてはない。昨日まではまた湯島天神に行こうかと思ってましたが、気が変わりました。吉祥寺か中野、神楽坂か湯島等と悩んでホームへ上がる。先に来た電車で場所を決めるかな?WAYFARERをした小さな旅人は気ままなんだな。来たのは千葉行き。じゃ神楽坂へ行こう。

神楽坂をブラブラ歩いてスナップを撮る。この街の和の中の洋風が意外と好きである。全然違うのだけどParisのカルチェラタンを思い出させる風情のような物を感じる。坂と狭い路地がそう思わせるのだけど、一番は石畳だ。カルチェラタンと同じような石畳があるんだ。この界隈には出版会社も多いので、なんだか知的な空気も感じる。カルチェラタンはラテン語を話す人が居る知的な地域って名前なんだ。神楽坂もそんな雰囲気がある。昔はもっと芸者さんなんかが居て華やいでいたのだろうけど、その頃を僕は知らない。まあ~日本のあらゆる街と同様で、どこにでもある店が大分進出してきてはいますが、なんとか文化を守っている街ですね。吉祥寺も下北沢も六本木も青山も僕の好きな街は文化を守っているのです。どんどん文明と資本主義に侵略されているのですが…

文明と資本主義は気づけば街を皆同じ景色にしてしまうのです。気づけばどこへ行っても同じ店が建ち並び同じものを喰わせ、大事な文化を、同じ色に塗り替えてしまうのです。気がつけば日本どこへ行っても地方色が無くなり、京都でスタバを飲むなんて事になってしまいます。写真が芸術では無いのと同じでタブローな一点ものの特殊性を無くした店や街は消えてしまうのです。いずれ大量コピーな店だらけになってしまいます。WAYFARER(旅人)はそんな危惧を持って好きな街をぶらつきます。

この神楽坂がParisを思い起こさせるのは僕だけでは無いようです。京都に似た古い町並みを残しつつもここはフレンチやイタリアンの小さな店が多く、日本在住のフランス人たちが食べに来るのです。有名なのはル・ブルターニュのガレット・クレープですが、良く本場の方々が食べに来ています。人気店なので日曜日となると要予約ですが、そんなに列んでいないようなら久々にクレープを食べるかな?と行ってみると、やはり長蛇の列。なかなか人気は収まらないようですね。ガレットと聞くと日本では蕎麦粉のクレープに目玉焼きなどが載せられたものというイメージをするようですが、この店のは正にそうです。でも、実際はガレットという言葉は「平たい食べ物」の総称なんで、必ずしもクレープばかりとはいえません。日本でもフレンチレストランでガレットという料理があれば、違うものが出てくることが多いですね。ここで言うガレットはフランスの田舎町で、小麦粉が作れないがために蕎麦粉を代用したクレープを言うようです。蕎麦粉のクレープと呼んだ方が正しいと思います。

列んでまで食べたくないなあ~と手前の鳥茶屋を見たらやっぱり混んでいそうなのでしばらくスナップしてから気ままな風に押されて神楽坂下から坂を登っていく。東西線神楽坂駅。そうか!これで中野へ移動して普段食べに行けない「第二力酒蔵」に行くか!と突然進路変更です。これが気ままな独り者のWAYFARERのいいところです。妻と娘がいたひには絶対文句言われるからね。「お父さん優柔不断!」
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(実は右一番下の写真だけ中野です。すべてCameraBag2というアプリで加工してます。)

地下鉄で中野へ。あれ?第二力酒蔵やっていない????日曜日は休みだっけ?がーーーん。。。しかたないので、ひとまずせっかく来たのだからとフジヤカメラを覗く。まずは2FのLeicaコーナーから…欲しい物は無い。Nikonのコーナーへ。ふーんD3系のフラッグシップ機はまったくない。D2系列しかない。D7000はやたら多い。MEの言っていたとおりだな。レンズも欲しい物は無く1Fへ。まずはOLYMPUSとLUMIXのコーナーを見て、FUJIFILMのウィンドーへ。もうコンデジはいらないなあ~とは思っていたけど、2万円ちょいで買えるX10が急に欲しくなった。X100はレンズが35mmだし、28mmとなるとX-1ProかEX-1なんだけどまだ高い。どーせ直ぐ飽きるしね~で!2万円ならいいや!とX10です。嫌いなズームなんですが、28mmだけで使えばF2.0だし、センサーが小さいのはいやだけど、まあ~遊び・遊び!飽きたら娘にやればいい!で、衝動買い。

第二力酒蔵がやっていないのじゃあ~しかたないとスナップしながら歩いているとなかなかローカルな店がやっていない。日曜日だものね~じゃあ~とチェーンの店で今日は我慢しようということで東京で大阪って「串カツ でんがな」にする。結構混んでいるのですが、入るなり僕より一歩早く入った若いカップルの男性が「お!格好いいカメラ!いいねえ~」というので褒めて頂いたお礼に一礼すると、向こうも一礼。。。変な間。。。まあ僕は1人客なんでカウンターのコーナーを取り「ホッピーセット!」で~さっそく買ったX10にSDカードを入れて撮れるようにする。元箱はいらないとフジヤへ置いて来て、付属品はDOMKEの中だ。そこへホッピーが来たのでさっそく撮って見る。Leicaの弱点は接写が出来ない事だ。一応店に入るとすぐにDR ズミクロンに付け替えて接写に備えますが、寄り切れないのでね~そういう時にこのX10を使おうかと思いまして…最近はiPhone5でいいかな?と思ってましたが、だんだん納得出来なくなってきましてね。
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(右上が衝動買いしたX10もうX20が出ているのですがね。左上はDR SUMMICRONで撮影のホッピー。下2枚がX10で撮影したものです。)

牛筋塩煮込みと串カツを何種か頼んでホッピーです。すると先ほどのカップルが「いいね~昼から飲むって!」と言っている。で、「いいねえ~ああいう大人。憧れるね~」と言っている。僕の事?僕はね~ブルーカラーなんで昼から飲むWAYFARERなのだよ。気ままにね~~で、心の向くままにスナップ撮って歩くのだな~

夜、WBC見ながら日記の作業をしていると娘が仕事から帰ってくる。「お兄ちゃんの家に行ってくる。」僕「なんで?」娘「猫を無性に抱きたくなって!」僕「じゃあ~俺も行く!」とX10持って息子の家に…で、ロシアンブルーを撮ろうとしたらストロボの光らせ方が解らない。どーやっても発光しない。しかたないからストロボ無しで撮る。まあ~コンデジの割には高感度でも見れるかな?そんな一日で…
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by dancyouteinitijyo | 2013-03-03 08:23 | 写真 | Comments(0)


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